嫌な予感はしていたんですけどね…
職場で自分のプライバシー権が侵害されたんです。
顛末と、それについて自分がどう思ったかを以下に記しますと…
そろそろ話しますけど、今、営業の仕事をしているんです。
対個人のなんですけどね。
一応、会社としては宅建の資格者が必要なので、それを活かした仕事にはなっているんですけどね。
先ごろ、職場で写真を撮らされたわけですよ、自分の。
で、A4サイズの紙にその写真を載せて、氏名やモットーやらなんやらを書かされたわけですよ。
それを渡されて、そういうのを客に配れと。
自分としては死蔵させる気満々だったんですが…
一昨日、客先に行ったわけです。
そしたら、「ニュースレターに載ってましたね」と言われたわけなんです。
その「ニュースレター」っていうのは、百世帯以上の客に対し大体月1回くらい送付するものなんですよ。
なんか、どうでもいいようなことを送付しているわけです。
で、客が自分の事がその「ニュースレター」に載っていたと言っていました。
自分としては、最初、何の事か分からなかったので、「そうですか、どうも」と明るい感じで答えたんです。
自分の知らぬうちに、自分の顔写真と氏名とあとその他の情報が、百世帯以上に配布されたわけですよ。
帰りの車の中でマジ切れですよ。
自分が言いたいのは、『誰に何の権利があって本人に断り無く他人に個人のプライバシーを公開するような真似をするのだ』と言うことです。
正気の沙汰じゃないですよ。
他人の情報を取り扱うには行動が軽はずみすぎるっていうか、自分(当ブログ)の情報を自分(勝手に公表した奴)の情報と同一視しているのではないかと。
まあ、同一視していたら、勝手に公表をするわけはないでしょうね、少なくとも自分(当ブログ)ならですけど。
そういうことに対して、自分が敏感なものでっていうか、法学部で憲法から権利義務を学んでいれば、その辺りへの問題意識は芽生えて当然だと思いますけどね。
実際、勝手に公開した輩は自分は表に出てこないんですけどね。
その客先に一緒に行っていた人がいるわけなんですけど、それは「俺は、お客さんに覚えてもらってうれしいけどね」なんて社畜じみたことを言うわけですよ。
自分が問題としているのは、客がどう思うかではなく、自分がどう思うかが先に来るわけなんです。
明らかに論点が違うんです。
っていうか、議論がいわゆる見当違いの方向になってしまっているわけです。
自分の、公表した奴に対するDisっぷりがあまりにも目に余ったので、そのようにかばうような発言になったのではないかとは思うって言うか思いたいんですが…
先にも書いたとおり、『誰に何の権利があって本人に断り無く他人に個人のプライバシーを公開するような真似をするのだ』というわけなんでね。
公開するならするで、まずは断りを入れろと。
まあ、まず間違いなく拒否しますけど、断り無しに事後承諾はあまりにも勝手すぎます。
ほかの連中は、こういうことに対して頓着が無いので「AもBも何も言っていないんだから、お前もそれで良いじゃないか」と言われたんですけどね。
そういうところが、前にも書きましたが、協調性と同調圧力を取り違えているのではないかと。
自分もそこまで我を通すつもりはないので、ある程度のことは許容しますよ。
ただこれだけは許せません。
良くないから頭にきているわけですから。
バカと仕事はしたくないですね。
っていうか、職場は無駄に仲間意識が強くて気持ち悪いんですよね、肌に合いません。
ここまで書いて思ったんですけど…
下手すりゃ、客からの照会があったら、人の住所、携帯番号、固定電話番号及び思想信条までを教えてしまう蓋然性も十分にあるわけですよ。
仮に他の連中が客に教えたりしていればの話で、そこから同調圧力で「他の人も教えているんだから良いだろ」というロジックで。
それを考えると他人に自分のプライバシーをみだりに教えたりするのは、とても危険な行為ではないのかなと思います。
いやはや、改めて他人に心を開くという行為がとても危険であるということを思い知りました。
まあ、信用できる人なら自分から何でも話したりするんですけどね。
自分が迂闊だったのかなって思ったり…するわけないけど。
何で一方的な被害者なのにこっちが反省しなければならないのかと。
本当に頭にきます。
マジで片っ端から死んでくれねえかな。
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