プールとか寿司とか…

正直、イヤだと思います。
何となくな拒否反応が出てくると思います。
 
記者の目:世界の明日を握る米大統領選=中井良則
 ずっと気になっている。これまで米国では白人男性しか大統領にならなかった。さて、今年、黒人あるいは老人を大統領として、そして女性を副大統領として受け入れる用意が米国人にあるだろうか。
 そうした個人の属性は本人の意思では変えられない。そこに優劣や価値をつけ、反対票の理由にする。そんな人がどれぐらい多いか、という問題だ。
(中略)
 米国で6年間暮らしたが、白人の住宅地で黒人はまず見かけなかった。職場で一緒でも、住むのは別々だ。白人と黒人の夫婦は41万組で全体の0・7%しかない(04年)。先月の世論調査では、「乱暴」「不満をいう」など黒人に否定的なイメージを持つ白人は、民主党支持者でさえ3分の1もいる。意外に多い。
 東京で何人かの米国人に「黒人差別はまだあるか」と尋ねると「そんなものは乗り越えた。黒人が大統領候補になったのが証拠だ」と笑いながら教えてくれる。たまたまみな白人だ。
 主著「アメリカ 自由の物語」が翻訳された、米国を代表する歴史家、エリック・フォーナー・コロンビア大教授にも聞いた。さすがに楽天的ではない。
 「人種差別は終わっていない。仕事、学校、住宅、医療や多くの分野で黒人を差別する構造だ。平均的な白人世帯の資産は9万ドルあるのに、黒人は5000ドルだ。差別の歴史の積み重ねが富の差となっている。白人と同じ能力があっても、黒人は持ち家や就職で白人より苦労している」
 さらに「黒人への偏見はいまだにある。だが、むき出しで表現されることはない」と付け加えた。
 差別は存在しない、ということになっている。(以下略)(毎日新聞
 
想像ですけど、ぶっちゃけ、黒人の握った寿司って、あんまり食べたくないんですよね。
仮に味は問題ないとしても、なんか、汚れが付いてそうで。
「シャリが黒くなる!」みたいな、そんな感じです。
プールも水が濁るみたいな。
 
しかし、何か黒人の演歌歌手がいるじゃないですか。
アレって、思いっきり人種差別ですよね。
ほんの数行前を振り返ると、人のこと言えないけど…w
B系のナリをした黒人が演歌を歌うという二律背反みたいな、認知的不協和とか、そんなのを楽しんでるような気がします。
すなわち、物珍しさ先行で実力以外で評価されているみたいなそんな感じです。
似たような事例を挙げるとすると、障碍者の書いた絵をやたらと評価する風潮が該当すると思います。
健常者と障碍者が同じ絵を書いたとして、どっちが良い評価を受けるのかって話になると、当然後者のはずなわけでありまして、なんでそうなるのかって言うのが、前にも書いたんですけど…
「障碍者なのにこんな絵をかけてすごい!」という、前提として障害者を下に見ているってのがあるわけなんですよね。
黒人演歌歌手の場合は「黒人なのに演歌を歌えてすごい!日本の心が云々…」みたいな、そんな感じですよね。
結局のところ、こういう視点ってのは、犬猫が芸をしているのを見て面白がっているそれと変わらないわけです。
 
だから、オバマを持ち上げるアメリカ内外の人達の根底にも、それがあるんじゃないのかなと思ったりします。
個人的には、アフリカなんかの惨状を見るにつれて、黒人に高度な統治は不可能だと思ってます。
 
 

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