ルパン三世の防犯指南

お前が言うなって感じですっていうか…
難病の子供が待ってる…悪質ニセ活動を見分ける方法
 先ごろ発覚したニセ募金事件。HP上で「おさむちゃんを救う会」なる会を騙り、子供の海外での心臓移植費1億7000万円を募るという悪質なものだった。被害金額は明らかではないが、これまで地道に募金活動を行ってきた人たちは困惑している。
 「まじめな募金活動まで、はじめから疑った目でみられるようになっては困る」と話すのは、海外での移植手術を望む患者らを支援する民間団体「トリオ・ジャパン」の荒波嘉男事務局長。同団体は今回のニセ募金事件で勝手に名前を使われた被害者でもある。
 脳死状態で臓器提供ができる臓器移植法が施行されて10年。今でも移植手術と募金は切っても切れない関係だ。海外での心臓移植に限ってみれば、昨年受けた6人中4人が、今年は8人全員が募金活動によって無事手術を受けることができた。移植手術を受け入れている海外の各医療施設には、年間実績に応じた5%の外国人枠が設けられているため、移植を望む誰もが手術を受けられるわけではない。しかも費用は億単位だ。
 「脳死での臓器提供は米国では年間6000例、日本はこの10年で62例。そもそも日本の患者を日本で助けられないのが問題」(荒波事務局長)といった事情はあるが、ドナーが増えるような法改正がない限り、善意の募金に頼るほか、移植を待つ患者を救う道はないのが現状。
 今回、指定振込先のネットバンクには実際に振り込みが確認されたというが、「そもそもホームページだけの募金の呼びかけはありえない」と荒波事務局長。今後も同様の詐欺が出ないともかぎらない。募金詐欺を見分けるポイントを考えてみた。
 募金で移植を受ける際、最初に行うのが患者の支援者による「救う会」の結成。「トリオ-」では実際に募金活動を始める前に、必ず地元の県庁で医師同席のもと記者会見を開くことをアドバイスしているという。
 「基本的にまずは記者会見がスタートになる。だから、新聞やテレビで聞いたことのないような募金活動は怪しいと思った方がいい。街頭で呼びかけを行う場合も、掲載した新聞記事を使ったりしていますから」(荒波事務局長)
 事務局の住所、電話、代表者の名前は必ずチェックするように。今回のニセ募金事件では、「おさむちゃんを救う会」の連絡先は「設置予定」と不明瞭だった。
 また、通常「救う会」は第三者によって結成されるので、「募金を管理する代表者や会計責任者に患者の家族や親族がなることはないと思った方がいい」(同)。
 募金の振込先についても、指定が1つというのは不自然で、募金者が振り込みやすいように都市銀、地方銀、ゆうちょ銀など3-4行の指定があるという。
 善意をきちんと生かしてもらうためにも、募金に協力する際にはこれらのポイントは是非チェックしてみてほしい。(ZAKZAK
やっと、ガチの詐欺の募金詐欺が出てきましたか。
案外と遅いもんですね。
 
ま、それはともかくとして…
なんつーのかな、「ワシらのシノギ荒らすんじゃねえ!」って、声が行間から聞えてきます。
このニュースに出てくる「トリオ・ジャパン」ってのは、前にも当ブログで取り上げた「○○ちゃん救う会」とかいう、俗に言う「死ぬ死ぬ詐欺」の元締めです。
で、これが何で死ぬ死ぬ詐欺と呼ばれているか、その辺の理由を「はてなダイアリー」から引っ張ってきました。
・収支が不透明なまま億単位の金額を集め、不明瞭な使われ方をしている。
・富裕層の両親の年収で充分渡航費用を賄えるはずなのに募金を集める。
・自宅などの資産を売却して渡航費用にしようとする考えがない。
・目標募金額を達成しても募金活動をやめずに継続する。
・父親が退職して募金が生活費に当てられる。
・募金を使ってスポーツ観戦に行く。
・誤診発覚などで募金が必要なくなった後、そのお金の行き先が不明。
・そもそも難病の子供がいるかどうかすら不明な場合がある。
で、もう一つ、「トリオ・ジャパン」の問題点を「死ぬ死ぬ詐欺疑惑まとめサイト」引っ張ってきました。
アメリカにある移植者支援団体NPOトリオ(TRIO)の日本支部……ということに一応なっている。
自称’非営利組織’であるが、その証拠が何もないどころか、「明細は公開しない」発言をかましている。
とのことです。
 
これらのことから、泥棒に防犯を習っていると言うようなことだと言えます。
 
あと、この「トリオ・ジャパン」を取り巻く相関図をおいときます。
 
 
up23577
 
 

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